学校だより

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 豊洲だより~学校便り(抜粋)

令和2年3月号

校長  植木 清隆 

本校の教育活動にご支援とご協力をいただき

ありがとうございました

 

 1月に学校経営計画の10項目について、アンケートにご協力いただき、ありがとうございました。児童についてはほぼ前年度並みですが、1の「思いやり」や「よいところ見つけ」の項目は唯一本年度も90%を超え、定着してきています。2の「人のいやがることをしない・友達となかよくする」はいじめの認識が高まり、いじめ防止や相手のことを考えて行動する児童が増えてきました。昨年度から、「挨拶」の項目をあつまり、あいさつ、あとかたづけ、ありがとうという4つの「あ」に広げたので、89%になりました。「あつまり」や「ありがとう」はよくなっています。「あいさつ」は「あいさつ週間」の取組の時はよくできていますが、通年でできるように、「あとかたづけ」とともに、しっかりとできるように取り組んでいきます。

 

 読書は、79%と一番低い数値でしたが、「できた」とした児童は50%を超えています。高学年にいくほど読書の時間が取れずに、2極化してきた結果ではありますが、読書に対する取組は高まっています。体力向上は体育の授業や「長なわチャレンジ」や「豊洲アスレチック」「短なわ月間」といった体力向上イベントに積極的に参加したという意識が高く、「できた」とした児童が60%と高い数値なので継続し、運動の機会を増やします。他に、より安全を意識させたり、地域学習・行事への参加の機会を増やしたり、家庭でのコミュニケーションの機会を増やしたりして児童の意識を高めていきます。

 

 保護者の皆様からは、6つの項目で、過去最高の数値をいただきました。国語の「主体的・対話的な学び」に取り組み、「研究発表会」を実施したことで児童が伸びたことや、「図書ボランティア」の皆様の「読み聞かせ」を含めた読書活動の推進により、評価をいただいたことなどで過去最高値が増えたと思われます。いじめや不登校への早期対応や早期解決、運動時間の確保、授業力の一層の向上、より丁寧な情報発信などいただいた課題に対し、次年度もさらにしっかりと取り組んでいきます。

 

 教師は年々「達成率」を上げてきて今回6項目で過去最高値を出すことができました。読書活動はボランティアの皆様や図書館司書と連携した取組により、過去最高値となりました。「授業力の向上」や「基礎学力の定着」は、国語科の研究協力校や、互いの授業を見合いながらよさを学ぶ「授業力向上研修会」にも取り組んできましたが、「若手教員」が増えたことで、向上には努めているものの自己の授業を厳しく評価した結果と考えられます。

 

 「体力向上」は、外遊びを奨励し、「豊洲アスレチック」や「長なわチャレンジ」「短なわ月間」などにも取り組んでいますが、時間や環境面で運動に十分な時間が取れない現状があります。次年度は、持久走やボール投げの機会や、校庭や体育館の使用を増やし、時間をかけてしっかりと取り組んでいきます。また、交通や校内の安全及び訓練にも力を入れるとともに、保護者の皆様とも連絡したり、相談の場を設けたりするなど積極的に情報発信を行い、連携を密にしていきます。そして、何よりも服務規律の徹底や、教師間の協力などしっかりとスクラムを組んで教育活動に取り組んでいきます。

 

 

令和2年2月号

副校長 錦織 俊介  

TOYOSU NEW ワールド

 今年度も残すところ、あと2ヶ月となりました。 この一年間で、学習面や生活面においてこどもたちにどのような力が身に付いたかどうかを確認しながら、まとめを行う時期です。こどもたちが積み重ねてきたことや努力してきたことを、点と点をつなぎ、線にする。さらに線と線をつなぎ面にする。こどもたちの可能性に、限りはありません。こどもたちが秘めている力を信じ、伸ばし、自信につなげていきたいと思います。

 

 私自身が、このように考えるきっかけとなったのは、ある本を読んだことがきっかけです。その本は、サン=テグジュペリの『星の王子さま』。ご存じの方も多いかと思います。「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ。」という一節に、ひどく心を打たれたことを今でも鮮明に覚えています。

 

 目に見えないもの、例えばその物事に費やした時間や、相手のことを考える優しい気持ちなどはモノとして見えてはきません。しかし、目に見えないからこそ、それを「感じる心」「感じとる心」をこどもも、もちろん大人も大切にしていく、育てていくことは、人が生きていく上で、とても大切なことだと思います。学校の教育活動においても、様々な体験や活動を通して、「感じる心」「感じとる心」をさらに育てていきます。ご家庭でも、今まで以上に相手の立場に立って物事を考えられるように、「相手は何を思っているのかな?」「どう感じているかな?」とお子様に投げかけていただけると幸いです。

 

 昨日まで、豊洲小学校の体育館は、こどもたちの思いがたくさん詰まった素晴らしい美術館になっていました。展覧会に足を運んでくださった保護者の皆様、地域の皆様に、厚く御礼申し上げます。作品を通して、こどもたちの制作の様子や表情、思いを感じとっていただけていたら、大変嬉しいです。作品を一斉に展示することにより、さらに個性も光り出し、それが見ている側に感動となって伝わってきます。見る人を優しい気持ちに浸る時間を作り上げた豊洲小のこどもたちを誇りに思い、胸がいっぱいになりました。

 

 

令和2年1月号

校長  植木 清隆  

人と人とのかかわり、つながりや、

手作りの大切さを進めていきます

 新年、明けましておめでとうございます。令和最初のお正月を迎え、令和2(2020)年子年がスタートしました。今年は、東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。東京では56年ぶりに行われるので、今からとても楽しみです。当時のオリンピックの記憶はほとんどありませんが、後に見た市川崑監督の「東京オリンピック」の映画に感動したのを今でも覚えています。

 

 1960(昭和35)年生まれの私は、小学生の時から「40歳の時は2000年になる」と遠い未来に思いを馳せていました。1969(昭和44)年にはアームストロング船長がアポロ11号で月面着陸に成功し、「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類には大きな飛躍」という名言を残しています。また、翌1970年には、「人類の進歩と調和」をテーマに大阪で「日本万国博覧会」が開かれました。当時、10才だった私は2つの出来事をテレビ(まだカラーではない)の映像で見ながら、当時の最先端を展示した各パビリオンに驚き、あのころ盆踊りでよく聞いた「21世紀音頭」(作詞山上路夫、作曲いずみたく、歌佐良直美)の歌詞にある火星や金星に行く夢、誰でもみんなが幸せになり、平和に暮らしている夢を追っていました。

 

 あれから50年、当時2020年は本当に遠い未来でしたが、モノレールや高速道路、鉄道の建設が続いた東京の街は大きく発展し、大規模な再開発事業や新駅誕生、交通システムの大幅な革新が進んでいます。衣食住をはじめ、私たちの生活も大きく変わりました。インターネット通信の高速化、キャッシュレスや働き方改革、さらには、ものづくりも「AI(人工知能)の時代」、3Dプリンターなども進化しています。

 

 私たちの生活は、日に日に便利なものに変わってきており、あらゆる情報を通して人と人はつながっていますが、何よりも忘れてはいけないことは、「人と人との直接的なかかわり、つながり、絆」だと思います。次年度から、英語が教科化され、プログラミング教育も必修になります。そして、本年度国語科で取り組んできた「主体的、対話的な学び」を全教科で実施していきます。その中で、改めて教師と児童、児童相互のかかわり合いをさらに深めていこうと思います。年末に、昭和から平成になった3月に巣立った教え子の卒業生たちと30年ぶりに会い、豊洲小児童とのつながりをより大切にしていきたいと思いました。

 

 また、ものづくりでも機械で簡単にできる時代ですが、小学校では手作りのよさを大切にしていきたいと思います。児童が心を込めて作った作品を展示した「展覧会」が1月30日(木)から2月2日(日)まで体育館で開催されます。ナイトミュージアムもありますので、ぜひご家族で見に来ていただければ幸いです。

 

 

令和元年12月号

校長  植木 清隆  

豊洲小学校はいつも「ONE TEAM

 

 5月1日に始まった「令和元年」も、早いものであと1か月となりました。この時期になると流行語や「漢字」が取り上げられますが、私はラグビー日本代表のベスト8進出に感動しました。中でもチームスローガンの「ONE TEAM」という言葉を何度も耳にしました。選手、コーチ、スタッフが一つになって自らの役割を自覚し、試合でも役割を果たしながら、仲間を信頼し、勝利を重ねていきました。

 

 この「ONE TEAM」こそ、学校、家庭、地域がそれぞれの役割を果たしながら、児童のために一つになって教育活動を進めていくことにつながるものがあると思います。今年の豊洲小学校でも、この「ONE TEAM」を感じることがたくさんありました。そのいくつかを紹介いたします。

 

  第一は、11月22日に実施した「江東区教育委員会研究協力校」としての国語科の研究発表会です。江東区内外から400名以上の教員が集まり、全学級の授業を参観していただきました。この2年間、教職員は「主体的な学び」や「対話的な学び」の指導法を工夫しながら、研究に取り組んできました。また、当日は児童も自分の考えを進んで表現したり、友達と意見交流したりして、楽しく活動する場面がたくさん見られました。児童にとっても、教職員にとっても大きな財産になりました。

 

 第二は、11月9日に行われた「とよす小まつり」です。秋晴れの下、児童は「おまつりコーナー」や「体験・手作りコーナー」「イベント」「バザー」「おみせやさん」を楽しむことができました。PTA本部や各委員会、サークル、ボランティアの皆様が企画・準備を進めてこられ、当日はきっずや児童館、スポーツ団体の皆様も含め、一つになって運営していただき、児童にとって楽しい一日になりました。 

 

 第三は、学校評議員の皆様から、教育活動に対し、心温まる励ましのお言葉をいただきました。いつも地域の皆様には、交流活動や地域学習を通して、ご支援・ご協力をいただいています。

 

 このように、学校、家庭、地域が役割を果たしながら、児童のために一つになり、「ONE TEAM」にいつでもなれる豊洲小学校が私は大好きであり、誇りに思っています。

 

 

令和元年11月号

校長  植木 清隆  

自分の思いや考えをもって読み、学び合う子

~文学的教材の指導を通して~

 本校は2年間、「江東区教育委員会研究協力校」として、国語科の研究に取り組んできました。当初は、物語の学習は楽しいと感じているが、自分の考えを進んで表現したり、友達と意見交流したりすることには消極的であるという課題が見られました。そこで、自分の考えを進んでもち、友達との意見交流の中で互いの考えのよさや違いを認め合い、自分の考えを表現できる児童を育成したいと考えました。

 

 そのために、「主体的な学び」として「劇遊び」や「ペープサート」といった言語活動を取り入れたり、「対話的な学び」としてペアやグループ、全体での交流を通して対話を深めたりすることができました。

 

 「日常の活動」としても、「読書活動」では読書に親しむ機会や環境を増やすとともに図書ボランティアや司書による読み聞かせも行っています。また、各学級では、「対話の達人」を意識した活発な話し合いや、話し方・聴き方の基本である「話し方・聴き方あいうえお」、「スピーチ活動」にも取り組んできました。

 

 その成果は、5・6年生が行った本年度の学力調査の結果にも表れています。とくに、「話す・聞く」や「読む」ことは確実に成長してきています。また、関心・意欲・態度や記述式の問題では高い数値です。

 

全国学力・学習状況調査(6年) (平均正答率%)

国語→国63、8 都65、0 本校72、0   

 関心・意欲・態度・記述式→国57、6 都57、2 本校70、5

 話す・聞く→国72、3 都73、1 本校83、8

 読む→国81、7 都83、0 本校89、3

 

東京都児童・生徒の学力向上を図るための調査(5年)  (平均正答率%)

国語→都67、6 本校74、9

 話す・聞く→都65、3 本校71、5

 読む→都67、4 本校77、9 

 

 ここまで国語科で取り組んできた「主体的な学び」や「対話的な学び」の成果を11月22日に発表いたしますが、今後は他教科にも広げていき、更なる学力の向上を図りたいと思います。

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更新日:2020年03月07日 15:21:38